作詞って機材も技術もいらないので誰に教わらなくても書くことができます。
でも、書くなら名作を書きたいですよね。
そのためにはどうしたらいいでしょうか。誰かに教えてもらえばいいのか、世間で流行っているものを研究してそれをマネしてみたらいいのか、それとも個性を大事にして独自に世界観を作っていくのか…。
悩んでいるならばとりあえず、作詞家の本を読んでみたらいかがでしょうか?
作家の哲学や、仕事の仕方などは作品自体よりエッセイなどがわかりやすいので非常に参考になると思います。
このシリーズでは筆者の心に響きまくった本を紹介します。結果を残した偉人の話しを聞くのが1番いいですよね!
今回紹介する本はこちら。
作詞入門ー阿久式ヒット・ソングの技法 著:阿久悠
阿久悠とは、ピンクレディ「UFO」和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」などの名曲を始め5000曲以上(マジすげえ)の詞を生み日本の歌謡界を支え続けた作詞家。
大御所作詞家がまず言うには、「私のいうことを聞けばよいというわけではない」(そ、そんな!)「阿久悠がこうしたのならば、今、私はこうしてみようと考えなさい」ということなのです。先人の方程式ぶち壊していくスタイルこそ作詞ということなのでしょうか。
やはり、時代を代表する名曲を作る方ってパンクでNEW WAVEな考えをお持ちですよね。かっこいい~。
阿久悠先生の提案の中で驚き、納得したのは、作品作りには体力がとても必要だということ。たしかに病弱だと沢山の作品を生み出せないですね。
この本の最初に、阿久悠先生からの作詞家に向いてるかテストがあるのでぜひチェックしてみてください。ハッさせられ、身が引き締まるでしょう。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00KC9Y0XC/ref=tmm_other_meta_binding_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=