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【イベントレポート】Watusiの私塾

2016/6/10 Watusiの私塾 presents
~Dance More, Find Your Beats~ at Dimension

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イベント概要

Watusiの私塾 presents
~Dance More, Find Your Beats~ at Dimension
6/10(金) 20時~ 渋谷 Dimension

講師
Watusi 塾長 (COLDFEET)

ゲスト出演
岩谷翔(サクセスボイス®)

DJ's
Watusi (COLDFEET)
Motoki Hada
Ueno(sheep)
TUNE a.k.a FUKUI (INTEGRATION)
hidemi (roommate/Play decibel)
milltea

6/10は少し変わったパーティをやります。
渋谷Dimensionをお借りして早い時間、終電前には僕のやっている私塾の出張Ver.を、遅い時間はDJを、そんな一夜です。
私塾Timeには「一瞬でキーが2つ上がるボイトレ本」の著者でもある『サクセスボイス®』マスターヴォイストレーナー、岩谷翔氏をお招きし、シンガーの皆さまにはもちろん役に立つ、発声回路図に基づく発声メニューなんて話から、調子の出ない時にはどうしたら声を取り戻せるの?なんて実用的な話、僕が一番聞きたい歌っのはそもそも何が大切なのかっなんて様々な話をしてみたいと思っています。もちろん作/編曲家の皆さんに役立ちそうな、どう歌のディレクションをしたらいいのか?シンガーには何を伝えればいいのか、何を言ってはいけないのか?そんな話もしてみたいと思っています。

出典:http://coldfeet.jugem.jp/?eid=818


出典:http://iflyer.tv/ja/watusi-coldfeet/about/

Watusi プロフィール
Lori FineとのユニットCOLDFEETのプログラマー/ベーシスト/DJ。COLDFFETのユニークな世界観は国内外で評価を受け、US、UK、EU各国からアジア各国でも多くの作品がリリースされている。国内では中島美嘉の多くのシングルを始めhiro、安室奈美恵、BoA等を手がけ、アンダーグラウンドとメジャーを繋ぐ多忙なプロデュース・チームとしても活躍。またChristian Dior、Hermès、Cartie等ハイブランド系の海外をも含むパーティへのLiveやDJ、楽曲提供も多く独特のポジションを築いている。’07年リリースの「I Don’t Like Dancing」は、この年のパーティーアンセムとなり、アジア4都市を含む36カ所のツアーも各地で超満員のクラウドを魅了する。COLDFEETとしてこれまでに7枚のアルバムをリリース、iTunes1位を始め数々のダンスチャートを席巻。連載含む執筆も多く、‘12年には自身の制作のノウハウを詰め込んだ「DAWトラック・メイキング」の出版、’13年にはディスコ/ブギー・ミュージックのディスク・ガイド「DANCE CLASSICS Disc Guide」(Amazon音楽書籍部門1位)など3冊の書籍も。’14年8月から独自のテクノ・スタイルでのソロ作品を連続リリース、オリジナリティ溢れるソロ・アルバム「Technoca」を世界同時リリース。’15年には「21世紀の正しいディスコ」をキーワードにユニット、Tokyo Discotheque Orchestraをスタート。第1弾EPにはSILVAを、第2弾にはGILLEを招きEPを連続リリース。同時に屋敷豪太、Dub Master X、いとうせいこうなどとインスト・ダブ・バンド、Dubforceを結成し話題になる。長きにわたる経験に裏付けられた、「日本から未来へ繋がっていくバレアリックな音楽」を量産/発信し続ける。


出典:https://www.ongakujin.net/curator?w=43

岩谷翔 プロフィール
『サクセスボイス®』 マスターヴォイストレーナー
株式会社Roots代表取締役
ボーカリスト、ギタリスト

『誰でも思い通りに歌える』をテーマに科学的アプローチによる発声指導を歌手・声優・俳優・アナウンサー・セミナー講師など声を扱うプロに行い、自身もシンガーとして活躍している。

著書『一瞬でキーが2つ上がるボイトレ本』(リットーミュージック)にて
Amazonボーカルメソッド部門にて22週連続1位を獲得。

50名以上のボーカル指導を受けてきたにもかかわらず、声帯を痛めてしまった自身の経験から既存の発声理論を科学的な観点で再検証。圧倒的速度で思い通りの声を手にする受講生が続出し、運営するサクセスボイスは3ヶ月以上の予約待ちができるまでに成長する。近年はボイストレーナーのための教育にも力を注ぐほか、國學院大學久我山高等学校の音楽部コーチとして学校教育にも携わっている。

■著書
『一瞬でキーが2つ上がるボイトレ本』
https://www.amazon.co.jp/dp/B01AJMW4K2
■テレビ
『中居正広の金曜日のスマたちへ』 指導協力
■参加作品
龍が如く0 誓いの場所 オリジナルサウンドトラック 『I'm gonna make her mine』


出典:http://iflyer.tv/ja/venue/8527/

東京都渋谷区円山町5-3 萩原ビル B1F
https://www.facebook.com/DimensionTokyo/

ここからは音楽人.net編集部によるイベントレポートです

20時過ぎ頃に渋谷の道玄坂にあるDimensionに到着。
到着が遅れてしまい会場に入った時にはイベントは既に開始しており、参加者とのトークセッションが白熱しておりました。スミマセン…
クラブでのイベントだけあって、参加者は自由にドリンクを飲み、リラックスしたムードです。

どのようにして「自分の踊りを踊るか」

Pro toolsの画面をスクリーンに写しての実演が始まりました。
Watusi氏は「どのようにして自分の踊りを踊るか」という言い方をしていましたが、
機械的になりがちなDAWでのリズム制作作業に対して、どのように自分流のオリジナリティを獲得してゆくのか、という意味でこの言葉を使用していたと解釈します。

Watusi氏はマイクで解説しながらキックの波形をトラックにペーストしていきます。
シンプルな4つ打ちキックを入力した後にキックトラックを複数コピーして、
コピーしたトラックのボリュームを下げたり、リリース部分をカットしたりしたものを4拍の間に散りばめました。
タム、スネア、ハイハット(あえてドラムマシンで打ち込んだような機械的な)、クラッシュシンバル、ノイズをいくつも足し、「揺れ」「跳ね」「奥行き」を獲得するため、ループを再生しながらキックとスネアの行間を埋める作業を続けます。

オーディオの収集から始まるリズムトラック制作、この「自分の踊り」の獲得の為にスタジオに3日篭って作業することもあるとのことです。
Watusi氏「この地道な試行錯誤が1番楽しい!便利なプラグインの情報とか見るたびに俺の楽しみを奪わないでくれ!と思う(笑)」
このあとWatusi氏が演奏したベーストラックと、シンセベースのトラックを追加してリズムパートが完成しました。

岩谷翔氏とのディスカッション開始

岩谷氏がWatusiの私塾に生徒として参加したことが二人の出会いとのことです。
まずは岩谷氏が行っているサクセスボイスメソッドの紹介。

・頭のてっぺんから声をだす
・首の後ろが開くように声をだす
・腹から声をだす
ボイストレーニングでよく言われる事なんですけど、実際頭のてっぺんから声は出ないし、首の後ろは開かないし、腹に口はない。
これらは出来るようになるとその感覚が分かるんですけど、じゃあどうやったら出来るようになるのか。
そうなれるようなプロセスを知ることが重要だと思うんです。
立ち上がる時の筋肉の感覚
足の裏から足首、ふくらはぎ、腿、腰と筋肉が動くように、声の出し方もこのように物理的プロセスを踏む必要がある。
サクセスボイスでは身体のしくみや音の物理的法則に基づいて開発されたボイストレーニングメソッドをレッスンしています。

ボーカルのディレクションについて

作/編曲家にとって気がかりな歌のディレクションについてWatusi氏から質問が入ります。
「シンガーになにを伝えるべきなの?モチベーションを持ってもらうにはどうしたらいい?」

岩谷氏は「自分は…」と前置きをした上で、具体的な指示ほど嬉しいとのことです。
「かっこよく!とか気持ちよく歌ってください!とかが困る。こちらが考えるかっこいいと作曲家が考えるかっこいいが一致するとは限らないので…」
「一番嬉しいのは、何で自分を選んでくれたのかをしっかり説明してくれる人です」

岩谷氏はシンガーの仕事とは、もちろんピッチとリズムをしっかりと合わせて歌う事であるという前提があった上で、シンガーは楽曲や歌詞に絵をつける仕事、態度をみせる仕事である。という話をしていました。

最後に、歌う直前にやるといい簡単なストレッチをレクチャー
腰を曲げずにまっすぐ向いたまま肩を片方づつ回すストレッチをWatusi氏で実践。
「女性シンガーにアレコレ手ほどきしたいのに、それだけ!?」と冗談交じりのWatusi氏。

この頃23時。Watusiの私塾出張版はここで終了し、朝までのDJタイムに移りました。

サイト情報


出典:http://www.coldfeet.net/watusijuku.html


出典:http://success-voice.jp/

Watusi氏は行っていることはハイレベルなのですが、常に冗談とユーモアでトークを盛り上げており、そのバランス感覚にいたく感心しました。
時間の都合でリズムトラックと完成したプロジェクトファイルの公開で終了しましたが、是非ともミキシングの話も聴いてみたいです。
参加者はサウンドクリエイターの方が中心でしたが、バンド演奏者やスタジオエンジニア、歌手、エフェクター制作者など様々。
敷居は低く、しかしプロフェッショナルなWatusiの私塾出張版でした!
今回の記事で気になった方は是非、サイト情報に掲載したお二人のサイトに訪問してみてください。

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