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音楽留学:(米国・Hollywood)

本気で留学したい方のために…ここが知りたい、ギター留学生の生活事情!

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プロを目指すライバルの中から一歩でも抜け出すために

 プロギタリストを目指す方法として、音楽の専門学校へ通うという方法があります。日本にはたくさんの音楽専門学校があり、素晴らしい教師陣や設備を取り揃えています。
 海外にも音楽専門学校はあります。例えば、アメリカでは西海岸のMusicians Institute、東海岸のBerklee College of Musicが有名です。たくさんの有名なミュージシャンを輩出してきた実績があるため、全世界から”音楽人”が集まってきます。ロックやジャズの”聖地”とも言える土地でギターを弾けることは、何事にも代えがたい経験です。
 プロを目指すライバルの中から一歩でも抜け出したい人にとって、海外留学は魅力的な方法と言えます。

でも、生活面が不安…

 しかし、留学するのであれば、生活面についても考えなくてはなりません。費用・食事・治安・英会話など、音楽修行の邪魔になりうるものは沢山あります。加えて、「留学までしてプロになれる人って、どれくらいいるの?」といった素朴な疑問もあると思います。
 
 これらの事について、前述のMusicians Instituteに留学した僕の経験をもとにご紹介します。


出典:http://www.mi.edu/

1、総費用はいくら?

 一年半の留学で、500万円かかりました(当時は、1ドル125円くらいでしたので、4万ドルくらいです)。半分が学費、半分が生活費全てです。

2、何を食べてたの?

 食事は苦労しました。なぜなら、アメリカの食べ物は非常に不味い(舌にあわない)からです。地元のスーパーで買ったUdon(うどん)は食器用洗剤の味がしました。
 ですので、現地日本人はミツワという日本食スーパーを重宝します。少し割高ですが、日本から輸入された納豆や缶詰には心身ともに救われました。

3、治安は?怖い人にからまれたりした?

 治安は、日本の数倍悪いという意識が必要です。治安の良い場所でも道を歩いていると、「タバコくれ」「ビールくれ」「1ドル恵んでくれ」と話しかけられます。無視すれば良いのですが、毎日のように言われると鬱陶しいです。街中の移動は自転車・車がオススメです。
 同期の友達の中にはクレジットカード詐欺にあったり、偽小切手をつかまされて逮捕されたり、なんて事件もありました。僕は自転車を盗まれました…。

4、アパートはどんな感じ?

 笑っちゃう程度ですが、快適な環境とは言えません。トイレがよく詰まります。シャワーはお湯がボタボタと流れ、使いにくいです。キッチンのシンクから汚水が逆流してきたこともありましたし、水道の水は飲みたいと思える水質ではありません。
 僕の場合、近所の騒音に苦労しました。同じアパートにPANTERAの大ファンの男性がいて、窓を開け放って大爆音で流していました。彼はテキサス出身で、僕と同じ学校へギター製作の勉強に来ていました。気さくで、本当にいい人なのですが、近所住民にしてみればまさにカウボーイ フロム ヘル。

5、英語が喋れないとダメ?

 生活面の英語は、少しの努力でなんとか乗り切れるものです。
 授業はすべて英語ですので、英会話ができないのに音楽留学なんて話にならない!という人もいます。しかし、ほとんど英語を喋れないまま、留学し卒業していった学生も多くいました。苦労はしますが、なんとかなるとも言えます。
 授業のカリキュラムが、アメリカと日本とでそれほど変わるとは思えません。留学する”価値”がどこにあるかといえば、先生との1対1の授業やセッションだったり、世界中から集まったミュージシャンから受ける刺激だったりと、”対話”や”環境”にあります。
 「英語が必要かどうか」は、あなたが「なぜ留学したいのか」の答えに直結しています。じっくりと考えるべきポイントと言えます。

結論、音楽留学には覚悟と準備が必須

 日本を飛び出し海外でギターを学ぶことは、必ずギター人生にプラスになります。しかし上述したように、ギターだけ弾いていればいいわけではありません。十分な覚悟と準備が必要です。
 この記事が留学の検討材料になれば幸いです。


出典:https://www.berklee.edu/

おまけ、プロになれる人ってどれくらいいるの?

 卒業していく生徒のうち、音楽で自立できる人は3〜5%だそうです。これは、教師歴が長く、カリキュラム作成担当の先生が言っていたので、非常に参考になる数字だと思います。
 付け足しで、僕の印象も述べます。僕の同期生(同じ時期に留学し、同じ時期に帰国した人)を見ていると、成功している人(プロになったり、活躍の幅を広げている人)は、自分の音楽ジャンルを1つに決めている人です。
ジャンルを決めているとは、”自分がやりたいことがわかっている”と言い換えることができます。あくまで、僕の印象ですので、参考程度に御考え下さい。

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