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ドキュメンタリー映画『808』を見る前に

ロックにレスポールやストラトがあるように、ヒップホップ・ダンスミュージックには808がある。
ドラムマシンの名機TR-808のドキュメンタリー映画『808』を見る前にチェックすべきサイト

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出典:http://www.vintagesynth.com/roland/808.php

ドラムマシンの名機TR-808のドキュメンタリー映画『808』


出典:http://808themovie.com/

ドラムマシンの名機、ローランド「TR-808」のストーリーをドキュメント化した映画『808』。
この作品は2015年のSXSWにて公開され、2016年春に全米公開。そして今回新たに一般リリースが決定しました。
Apple Musicにて12月9日に先行配信され、12月16日よりデジタル・ダウンロードでリリースされる予定です。
いずれも海外でのスケジュール。日本語字幕版は不明です。期待して待ちましょう。

今回、この映画をより楽しむ為の知識として、TR-808について、その機能、歴史や功績、使用されている有名な曲がまとめられているサイトを集めてみました。

映画『808』最新トレーラー

■■■■

今回新しく公開されたトレーラー。
そうそうたるメンバーが矢継ぎ早に登場します。
Afrika Bambaata and the Soulsonic Force - “Planet Rock”がフィーチャーされています。
この作品はデトロイトのJuan Atkinsではなく、ニューヨークのAfrika Bambaataa視点(さらにプロデューサーのArthur Baker視点)から語られるようです。

TR-808が印象的なトラック 10選


出典:http://flavorwire.com/433944/10-great-songs-built-around-the-808

「TR-808が印象的なトラック 10選」を米ポップカルチャーサイトFlavorwireが発表しています。2014年の記事です。


A Guy Called Gerald - ”Voodoo Ray”
Talking Heads - ”Psycho Killer” (Live)
この2曲は動画が削除されています。他の方法で探して聴いてみましょう。

↓翻訳記事です。

http://amass.jp/34180/
出典:http://amass.jp/34180/

TR-808の解説、その魅力と不遇について


出典:https://www.theguardian.com/music/2014/mar/06/roland-tr-808-drum-machine-revolutionised-music

デジタル機材が主流になり、あらゆる音色を録音してサンプリングできる「サンプラー」が手に入るようになってからも、アナログ音源であるTR-808の音色は愛され続けました。その結果、TR-808の音色をサンプラーに取り込んでリズムトラックを作成するという、一種の逆転現象まで見られるようになりました。このように、多くのクリエイターの間で欠かせない機材となったTR-808ですが、1980年の発売当初は駄作にも近い低評価を得ていたという過去があるのです。

出典:

↓引用元である翻訳記事です。

 http://gigazine.net/news/20150620-roland-tr-808/

映画制作の背景とTR-808が残した功績について


出典:http://cdm.link/2015/03/watch-trailer-new-808-movie-time-techno-history/

エグゼクティブ・プロデューサーのAlex Noyerは、マシンそのものよりもサンプルのインパクトが強かったと語っています。

「TR-808は、すぐに姿を消してしまいましたが、そのサウンドのサンプルは残りました。それは、何十年も、宗教的に、繰り返し使用されています。実は多くのプロデューサーは、TR-808そのものを使用したわけではなく、そのサンプルを使用していました。そして、未だに人々の心にあって公に語られていない疑問があります。なぜTR-808は短い期間でマーケットから消えてしまったのか?音楽ドキュメンタリー映画「808」では、この質問に触れられています。」

出典:https://soundrope.com/blog/808-movie/

↓引用元である翻訳記事です。

https://soundrope.com/blog/808-movie/
出典:https://soundrope.com/blog/808-movie/

TR-808の初号機(シリアル1番)のエピソード

故佐久間正英氏のブログに、PLASTICSのレコーディングでTR-808の初号機(シリアル1番)を使用したエピソードがあります。また、BARKSのインタビューでもこの事に触れています。

http://masahidesakuma.net/2012/04/roland-tr808.html
出典:http://masahidesakuma.net/2012/04/roland-tr808.html


出典:https://www.barks.jp/news/?id=1000090052

面白いエピソードがあって、同じスタジオにエリック・クラプトンがいたんですよ。たぶん『アナザー・チケット』というアルバムの録音だったと思うけど、僕が毎朝10時にスタジオに入って、ほかのメンバーが来るまでに音を作っている時に、クラプトンもわりと早く来て練習してる。しょっちゅう僕のところに来て、うしろの壁にもたれながら「何をやってるのかな?」という感じで、僕がTR-808をいじってるのをじーっと見てました。だからクラプトンは世界で初めてTR-808を見た一人なわけです。まさかそうだとは知らないと思うけど。

出典:https://www.barks.jp/news/?id=1000090052

ドイツのテクノポップ、アメリカのファンク・ソウル、日本のテクノロジー。これらが混じり合いヒップホップやハウスを生み出し、ヨーロッパをはじめ世界中を巻き込む。伝説の名機TR-808とそのサウンドは今現在も「ビートの起点」として使用しつづけられています。
世界を変えた楽器の全く順風満帆では無かった物語を楽しみましょう!

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