ドラムマシンの名機TR-808のドキュメンタリー映画『808』
映画『808』最新トレーラー
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TR-808が印象的なトラック 10選
出典:http://flavorwire.com/433944/10-great-songs-built-around-the-808
「TR-808が印象的なトラック 10選」を米ポップカルチャーサイトFlavorwireが発表しています。2014年の記事です。
http://amass.jp/34180/
出典:http://amass.jp/34180/
TR-808の解説、その魅力と不遇について
出典:https://www.theguardian.com/music/2014/mar/06/roland-tr-808-drum-machine-revolutionised-music
デジタル機材が主流になり、あらゆる音色を録音してサンプリングできる「サンプラー」が手に入るようになってからも、アナログ音源であるTR-808の音色は愛され続けました。その結果、TR-808の音色をサンプラーに取り込んでリズムトラックを作成するという、一種の逆転現象まで見られるようになりました。このように、多くのクリエイターの間で欠かせない機材となったTR-808ですが、1980年の発売当初は駄作にも近い低評価を得ていたという過去があるのです。
映画制作の背景とTR-808が残した功績について
出典:http://cdm.link/2015/03/watch-trailer-new-808-movie-time-techno-history/
エグゼクティブ・プロデューサーのAlex Noyerは、マシンそのものよりもサンプルのインパクトが強かったと語っています。
「TR-808は、すぐに姿を消してしまいましたが、そのサウンドのサンプルは残りました。それは、何十年も、宗教的に、繰り返し使用されています。実は多くのプロデューサーは、TR-808そのものを使用したわけではなく、そのサンプルを使用していました。そして、未だに人々の心にあって公に語られていない疑問があります。なぜTR-808は短い期間でマーケットから消えてしまったのか?音楽ドキュメンタリー映画「808」では、この質問に触れられています。」
↓引用元である翻訳記事です。
https://soundrope.com/blog/808-movie/
出典:https://soundrope.com/blog/808-movie/
TR-808の初号機(シリアル1番)のエピソード
故佐久間正英氏のブログに、PLASTICSのレコーディングでTR-808の初号機(シリアル1番)を使用したエピソードがあります。また、BARKSのインタビューでもこの事に触れています。
http://masahidesakuma.net/2012/04/roland-tr808.html
出典:http://masahidesakuma.net/2012/04/roland-tr808.html
出典:https://www.barks.jp/news/?id=1000090052
面白いエピソードがあって、同じスタジオにエリック・クラプトンがいたんですよ。たぶん『アナザー・チケット』というアルバムの録音だったと思うけど、僕が毎朝10時にスタジオに入って、ほかのメンバーが来るまでに音を作っている時に、クラプトンもわりと早く来て練習してる。しょっちゅう僕のところに来て、うしろの壁にもたれながら「何をやってるのかな?」という感じで、僕がTR-808をいじってるのをじーっと見てました。だからクラプトンは世界で初めてTR-808を見た一人なわけです。まさかそうだとは知らないと思うけど。
世界を変えた楽器の全く順風満帆では無かった物語を楽しみましょう!