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ストラヴィンスキーの作曲技法(リズム編)

クラシック音楽の作曲法をポップミュージシャンにわかりやすく説明

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出典:http://www.realizedsound.net/dac/archives/tag/stravinsky

ストラヴィンスキーとは?

ポップミュージシャンでも一度くらいは聞いたことのあるストラヴィンスキー、彼は初期の3大バレエなどの独自の作品で音楽に革命をもたらし、クラシック音楽の流れを大きく変えた、20世紀を代表する作曲家。

実は以外なのだが、、同じロシアの作曲家で、古典的な印象があるチャイコフスキーとは年齢は42歳しか離れていない。

ストラビンスキーの革命(リズム編)

ストラヴィンスキーの革命は、和声とリズムに施されていて、特に「春の祭典」の場合、和声よりリズムに対しての革命の方が目を引くものがある。

実際、和声も、調的なものや、その調的なものからの解放、または様々な組み合わせ、音の堆積、配置など、独特なのだが、結局もっとユニークであるリズム的な構造により、それは打ち消されてしまう。

そしてストラヴィンスキーのテクニックのうち、拍子の変化や、複合拍子、不規則性など、色々ありますが、今回は「アクセントをずらす方法」を紹介します。

まずは、演奏を聴いてみて下さい。(下記動画の9:50~9:59)

《春の祭典》第1部 2.春の兆しと若い娘達の踊りからの抜粋

さてここで問題です。

上記の動画(9:50~9:59)で、12345678とカウントできる一区切りのものが4回でてきました。それぞれアクセントがずらしてあるのですが、どこにアクセントがあったのか答えてください。

ヒント1.一回目の12345678にはアクセントはなし。

答えは下記の動画をご覧下さい。

答えは
一回目はアクセントなし、
二回目は2、4、
三回目は2、5、
四回目は1、5、
となります。

はじめて聞いたら、デタラメのように聞こえるこのフレーズも、このように意図的にアクセントをズラすことで、ずいぶん風変わりに聞こえるようになるのです。

規則性の中に、不規則性を入れるというこのテクニックですが、ぜひ自分の作曲のアィディアに使ってみて下さい、しかし表面的な部分だけ拝借するとストラヴィンスキーの物まねになってしまうので、そこから一歩先に進めた感じで応用できれば、何か面白いものになると思うのです。

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